
住宅用太陽光発電を取り付けて14年位経ったでしょうか。・・・
朝8時頃の晴れているのに太陽光発電のモニターを見ても、発電している様子がありません。発電履歴を見ると昼以降は発電しているようですが、午前中の日が低い時は発電しなくなっていました。

いろいろ調べてみると、ソーラーパネルからは300vの電圧はきているようですが、パワコンは起動されておらずから家庭用の100vが出力されていません。本体にエラーも表示されておらず、インターネットを駆使し色々自分で調べたのですが、パワコンが故障している可能性が高そうです。

交換費用について調べてみると

14年使用している我が家の太陽光発電。14年もトラブル無くで使用できていれば、長持ちしたほうだと思いますが、修理費用もなるべく安くしたいところですよね?
今回私がDIYで行った、手順やポイントを紹介したいと思います。
(今回の修理は電気工事士の免許が必要です)
パワコン前面パネル取り外し
パワコン本体の上蓋を取り外します。下部のビス3本で固定されています。

下部の蓋が取れたらビス4本を緩め上部の蓋を取り外します。

前面パネルが取り外せました。

配線結線取り外し
感電しないように、ソーラーパネルからの配線(中継端子箱)と商用電源からの電源(分電盤)と、パワコン本体の電源をブレーカーを落として遮断します。家を建てた後、ソーラーを設置した場合は、分電盤ではなくパワコン付近に商用電源とのブレーカーが設置されていると思います。

商用電源(AC100v)の切り離し。
左からUGVEとAC100v


ソーラーパネルからの配線切り離し。
白黒配線。(我が家は3系統)

念のためビニールテープで養生しつつボックス下部に引き抜きます。

中の基盤を取り外します。

本体を取り外します。

取付用バックパネルを取り外します。
壁にビスでとめられていました。

パナソニックパワコン取付
我が家のソーラーパネル容量3.4kwと非塩害地域・蓄電池非対応ということでこちらのパワコンを選択しました。
シャープ製のパワコンからパナソニック製のパワコンに変更した理由は価格です。シャープ製のパワコンは高価ですし。
シャープだと蓄電池対応のパワコンしか選択肢が無く、同性能だと10万円位高いです。
パナソニックのバックパネルをビスで壁に固定します。
我が家の壁はALCなので念のため専用ビスで固定しました。

本体をバックパネルに引っ掛けるように取り付けます、

下部引き込み口から配線を本体内に引き込みます。

結線します。
余った線は下のボックスに押し込みます。

一括制御リモコン取付
単体でも動作しますが、初期設定はリモコンが設置前提になっている為、「リモコンは設置しない」に設定変更が必須になります。

我が家は一括制御リモコン(VBPR203M)を設置します。
配線はシャープのモニター線をそのまま流用出来ました。
パナソニックはカプラー式ではないのでカプラーを切り落としてモニターと本体を結線します。
モニター側

本体側
同じ並びになっているので、同じ配線の順番で接続するだけでOKです。

蓋をして完成

無事発電開始しました
DIYで10万円位は節約出来ましたね

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