
オールシーズンタイヤとは、夏の路面から冬の軽微な雪道まで1年を通して使用できる全天候型タイヤのこと。タイヤの履き替え不要で突然の雪でも慌てる必要なし!各メーカーから新商品が発売され、今、選択する方が増えているようです。
私は普段は雪が積もらない地域に住んでいます。以前はスタッドレスタイヤとサマータイヤを併用していましたが、今年からオールシーズンタイヤデビューしたので、雪道を実走した感想を報告したいと思います。
オールシーズンタイヤのメリット・デメリット

【メリット】
・冬用タイヤ規制道路も通行可能
・軽微な雪道で走行が可能
・タイヤの保管場所が不要
・取付・取外し作業の費用が抑えられる
・交換作業の手間が省ける
・夏・冬用タイヤを2セット購入するより安価
【デメリット】
・サマータイヤとしても冬タイヤとしても中途半端な性能
・サマータイヤと比べると高価
アジアンオールシーズンタイヤという選択肢

今回購入したタイヤはこちら、KUMHO(韓国)のSOLUS 4SHA32。
国産からもいろいろなメーカーから発売されていますが、どれも高価でなかなか手が出ません。年に数回雪道を走行する程度で、そんなにタイヤにお金をかけたくはないという人も多いのではないでしょうか?
KUMHO(クムホ)
ミシュラン
TOYO TIRE(国産)
出発前に空気圧や外観点検


出かける前にタイヤの点検を行います。
素人目にはタイヤトレッドパターンはサマータイヤと違いは無いように見えます。雪の降っていない舗装道路を走行しても、スタッドレスタイヤのような違和感は全くありません。
冬用タイヤ規制がある高速道路は通行可能

目的地への移動のため冬用タイヤ規制のある高速道路を走行しましたが、全く問題ありませんでした。
途中タイヤ確認で係りの方に見てもらいましたが、瞬時にOK。基本的にはスノーフレークマークが刻印されていれば問題なく通行できます。
路面状態はアイスバーン手前のシャーベット状態でしたが、制限速度内では滑ることもなく安心して、走行することが出来ました。
スノーフレークマーク

深い新雪を走行


目的地に到着し深い新雪が積もった道路を走行しましたが、問題なく走行出来ました。(外気温は-1℃)
停止時も急ブレーキをすると、ABSが作動しつつ若干滑りながら難なく停止することが出来ます。
途中行き止まりの道に入り込み、新雪の積もった駐車場でUターンしましたが、はまり込むことなく簡単に切り返すことが出来ました。
個人的な感想ですが、オールシーズンタイヤは思った以上に雪道に強いですし、アジアンタイヤも選択肢にいれて問題ないレベルだと感じました。
今回アイスバーンは走行していませんが、凍った道路はスタッドレスより制動距離が長くなるそうなので油断は禁物です。
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